夜のガスパール

ー米国NP取得を目指す現役ナースの記録ー

リーダートライ②

私はおそらく

この部署始まって以来

 

最も飛び級の

リーダートライを経験している

 

 

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本来リーダートライは

5日間連勤の日勤で

日勤リーダートライを最低5回実施

日勤がある程度自立して慣れた頃に

夜勤リーダートライを数回実施

晴れて自立

 

という流れを取っていた

 

昨年度までは。

 

(リーダートライが連勤なのは

連続してトライに入ることで間があかないため

集中的に覚えられる、忘れずに身につく、

というメリットがあるためだ。)

 

 

同期で1月〜3月に既にトライを終えた2人は

しっかり5日間連勤で日勤のリーダートライを実施し、その後夜勤も数回経験し、その後自立

 

という

丁寧・ゆっくりコースを歩んでいた

 

 

しかし

 

 

今年度師長さんが代わったことと

合併やスタッフ異動とで

落ち着かないことが重なり

 

新しい師長さんの方針では

 

3日間連勤で日勤リーダートライを実施

その後1回夜勤リーダートライを実施

問題なければ自立

 

という、短縮コース

 

 

もともとリーダートライに入る予定がなく

急遽今月入ることとなった残りの同期2人は

新しい師長さんの方針でトライをしたため

 

3日間日勤のリーダートライ

その後夜勤トライ

 

という短縮コースを経験している

 

 

さて私はというと・・・

 

 

さらに短縮コースを歩んでいる

 

 

もともと昨年度冬から

リーダートライに入る予定で

3月には一度、前の師長によって

しっかり連勤で5日間の日程も

組まれていたのだが

 

 

トライの日程が

延長に延長を重なり

その間に師長さんも変わり

COVIDも加わったことで

さらに延長となり

 

急遽今月中旬に

トライに入ることとなった

 

今月はもともと

トライの日程が組まれていなかったため

 

さあ大変

 

まず連勤で日勤がないし

休みを挟んだとしても

そもそも今月は日勤の数自体が少ない

 

「リーダートライ入って」

と言われた5月中旬時点で

日勤は残り2回のみ

 

こんなスケジュールの中でも

 

とりあえずなんとか

トライに入ることとなったため

 

最近トライに入った同期2人よりも

さらに日数が削られ

あえてカッコよく言うなら

 

飛び級リーダートライ

をすることとなったわけだ

 

 

さらに情報を加えると

 

 

リーダーには

「トータルリーダー」と「リーダー」

という2種類があり

2人リーダーがいるときと

トータルリーダー1人だけのときがある

 

それは病床数・必要度にもよるのだが

 

役割を簡単に言うと

トータルリーダーのほうが

全体をとりまとめる役割があり

 

リーダーを取り始めて1年程度経過して

初めてトータルリーダーができる

という流れだった

 

しかしそれも4月から

 

リーダートライを終えてすぐ

トータルリーダーを取り始める

という状況に変わっている

 

 

なんだか

書いている自分でも

こんがらがってきてしまったため

 

いったんわかりやすくまとめると

 

 

●本来のトライ

5日間の連勤日勤トライ

慣れる

夜勤トライ

1年くらいリーダー経験

トータルリーダー

 

 

●最近のトライ

3日間の連勤日勤トライ

すぐに夜勤トライ

トータルリーダー

 

という感じだ

 

 

そして私の場合は

もっとすごいことになっている

 

 

●わたしのトライ

日勤で1日トライ

翌日夜勤でトライ(今ここ)

どこかで残り数回

トータル

 

 

 

おいおい、おーい

 

 

 

 

先日1日しか日勤トライをしていないのに

すぐに翌日夜勤トライを実施

 

というスーパー飛び級トライ経験中

 

 

 

できれば昨年度までの方針で

じっくりゆっくりしっかり5日間のトライを

したかったけれど

 

ここで

「自分に良いように捉える」

という私の特技を発動

 

 

「こりんさんならできるでしょう」

と師長さんに思われている

 

 

ということにしておく

勝手に。

 

 

 

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ここまで前置きのつもりが

メインの内容になりかけてしまった

 

さて

夜勤1回目のリーダートライ

総計2回目のリーダートライ

について振り返る

 

 

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今回のトライのフォローは

これまたベテランさんで

私が新人の時に

尊敬している・憧れているナース

で挙げていた二人のナースのうちの

ひとり、Kさんだ

 

Kさんは、

超絶できるナースなのに

超絶優しくて天使みたいに癒される

というところが

 

私が尊敬できて憧れていたポイントである

 

 

私が後輩に超絶優しい声かけを

意識できているのは

この先輩みたいになりたいと

常に思えているからだ

 

 

1回目にSさんから

しっかり基礎

を教えてもらい

 

2回目にKさんのフォロー

はとても良い流れ

 

冒頭に述べたように

本来は日勤トライを数回こなし

慣れた人が夜勤トライをするのだが

 

 

私はまだ1回しかトライをしておらず

まったく慣れないままに夜勤トライとなったわけだから

教える方もかなり大変だ

 

 

まず最初にそれを断るところから始めた

「Kさん、今日夜勤のリーダートライ初めてなんですけど

日勤のトライも昨日1回しただけで、まだ2回目になるので

全く慣れていません。わからないところばかりなので

色々教えてください。」

 

 

そうするとKさんはいつも通り

ハムスターのような小動物な可愛さと

天使のような柔らかい笑顔と

癒される優しい声のトーンで

「うん、大丈夫だよ、ゆっくりやっていこうね。(ニコーーーーッ)」

と返してくれた。

 

もうそれだけで緊張がほぐれる。

 

最近は新人さんに先輩として関わることが多いけれど

改めて、こういう先輩になりたい

と思い直せた瞬間だった。

 

 

日勤のトライでは

休日だったということもあり

あまりベッドの出入りが激しくなく

珍しく緊急入院もなかったため

他部署とのやりとり・入院・ベッドコントロール

的な業務は全く経験していなかった

 

しかし今回は夜勤が始まるやいなや

入院の電話

 

その間に

日勤リーダーさんから申し送り

 

 

早速、バタバタと動きのある

リーダートライの幕開けとなる

 

申し送りが終わり業務始動

Kさん「さて、まずなにするッ??」

 

 

え、、、わかんない、、

思考停止。笑

 

 

わたし「えっと。。。。。。

 

 

わからないです。」

 

 

 

わからないです

と自信をもって言えるのが

新人以来の久しぶりな感じがして

新鮮な感覚、、と冷静に思う自分に

鳥肌が立ってしまう

 

 

Kさんは滑舌の良い

優しい声のトーンで話し始める

「まずね、今入院の電話がきたから、当直の医師に連絡して、次はここに連絡して、受け入れ可能か聞いて、そのあとここに連絡して、こうこうこうするの。入院おーけーになったら次はここに連絡ね。それで、入院のベッドはどうする?あ、その前に、今受けた申し送りの中で、いくつかすぐに確認しないといけないことあったでしょ、その優先順位をつけて自分の中でまとめないとね、なんでかっていうと、先生たち、帰っちゃうから。今いるうちに、聞けること聞かないと、ってなると、なんとかして先生をつかまえて、優先度の高いことを確認していかないと。でもまず入院だから、それを今は確認するよ?さあ、ベッドはどうする?まず何を考える?」

 

 

 

わたし(おおーーーーーーー👏 )

 

 

 

 

 

わたし「まず、どこの部屋に入れるか、って考えます。今は、◯号と◯号と◯号があいていて、、、危険行動があるとか、状態安定しなくて観察が必要、とかだと、個室じゃなくてオープンがいいかと、、、」

 

 

Kさん「そうだね、今ある情報の中だけではまだ危険行動とかは分からないんだけど、◯◯の症状でくるから、循環動態安定していないことも考えられるよね。だから最初はオープンでみたほうが安心かなって思う。状態安定していて、危険行動もなかったら、そのあとで個室に移動して良いかなと思うよ。」

 

わたし「そうですね。オープンの部屋に入れます。」

Kさん「あと何考えることが必要?準備とかは?誰が入院とるとかは?」

 

わたし「◯号で入院とるなら部屋的には隣の◯号をみている◯さんが入院とれれば一番良いのですが、◯さんは見守りだから、そこを離れながら◯号の入院をとるのは難しいかなって。だから、今フリーであいている◯さんが入院をとれば安全かなと思います。」

 

K「そうだね、本当はそうできれば一番良いんだけど、でも、必要度のこと考えると、2:1を守らないといけないし、リリーフ要請がきたら今の病床数だと一人はリリーフに出さないといけないから、そうすると◯さんは部屋をもたずに浮かせておかないといけないよね。するとやっぱり◯さんが入院をとるしかないんだけど、でも見守りだからね、、メインで◯さんに入院はとってもらうけど、リリーフが呼ばれない間は、とりあえず今フリーの◯さんに入院をとってもらって、部屋の作成とか、外回りとかで入ってもらうっていうのが良いかなって思う。そうすれば◯さんも◯号の見守りをしながら、入院もとれるよね。」

 

わたし(そっか、、安全だけではなくて、管理の視点で、必要度とか2:1とかまで考えて采配をしなければいけないんだ、、それは難しい)

 

Kさん「他には何考える?」

 

わたし「年齢を確認して、もしかしたら行動が落ち着かないことも予測して、柵の高いベッドの選択をしたり、、あとは、体重をみたりして、褥瘡リスクの高い患者さんには、エアマットにするとか、マットの選択もします。あとは、Aラインの準備が必要なのか、入れてくるのか、CVの準備は必要か、輸液ポンプ、シリンジポンプは何台必要かとか、酸素の準備とか、呼吸状態安定していない情報があったら念のため NPPV準備しておくとか。。心電図は12誘導必要か、他科なら四肢だけで良いか、、」

 

 

Kさん「そうだね、すごく良いと思います!あとはね、外来から来るにしても一般病棟から降りてくるにしても、多くは状態が急変してなるべく早くここに入れたい、って場合が多いでしょ、だから、あと何分でベッド作成ができて受け入れ可能なのかを確認する必要があるね、なるべく早く作成して電話した方が良いよね。場合によっては今すぐ行きますってこともあるから、そしたらもう入院受けながらベッド作成もする、ってこともあるし。そこは臨機応変にね。◯さんはまだ◯号のVS測定してるかな?それが終わったら入院に入れそう?そこも確認してあげないとだよね。」

 

わたし「はい、◯時の抗菌薬投与したら◯時のことは落ち着くので入院に入れると思います。でも◯号がごはんがあるみたいで、、食事介助も必要だし誤嚥のリスクもあるから見守りが必要でごはん中離れられないと思います、だからそこは、患者さんとも相談して、大丈夫なようであれば、◯号の入院が終わったあとでゆっくりしても良いんじゃないかな、って◯さんに声かけてみます。」

 

Kさん「うん、それで良いと思うよ!!その間に、他の部屋のVSとか観察とかも確認しないとだね、各部屋に行って確認もできたら良いね。入院がきたら、点滴の種類と流速もすぐドクターに確認しないとね。あと、日勤さんから申し送られたこと、先生たちがいるうちに確認しないとだったよね。始まり早々入院でバタバタしちゃってバーって言っちゃってごめんね、落ち着いたらまたゆっくり説明するね。」

 

 

 

 

 

こんな感じで、業務開始早々

前日の落ち着いたトライでは経験できなかった

入院のリーダーとしての対応や采配を

経験することになった

 

 

 

相変わらずKさんはテキパキしているのに

優しくて落ち着いていて笑顔で、、、

なにもかも凄すぎる、素敵って思った

 

 

 

 

最初の入院のことだけで

長くなってしまった

 

 

 

今回はこの他にも

トライ中にはなかなか経験できない

ドクターカンファレンスに参加

という内容の濃すぎる経験をした

 

夜勤トライで学んだことを

箇条書きにしたいけど

長くなったから

今日はここで一度終わる

 

 

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次に続く・・・

 

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